宇野昌磨VSチェン、異次元の4回転バトルに情熱の国も期待「衝撃的で偉大な劇場」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが6日、カナダ・バンクーバーで開幕する。イタリアメディアも今大会を特集。右足首の故障で2年連続の欠場となった羽生結弦(ANA)について「異星人の不在」と嘆く一方、宇野昌磨(トヨタ自動車)とネイサン・チェン(米国)の激突に「4回転ジャンプの連続となる衝撃的で偉大な劇場」と注目している。
伊メディアがファイナルを展望、宇野とチェンの異次元バトルに期待
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが6日、カナダ・バンクーバーで開幕する。イタリアメディアも今大会を特集。右足首の故障で2年連続の欠場となった羽生結弦(ANA)について「異星人の不在」と嘆く一方、宇野昌磨(トヨタ自動車)とネイサン・チェン(米国)の激突に「4回転ジャンプの連続となる衝撃的で偉大な劇場」と注目している。
カナダを舞台に幕を開けるGPファイナル。イタリアのスポーツメディア「OAスポルト」は男子シングルを特集している。
「2年連続で五輪覇者ユヅル・ハニュウは右足首の故障の影響で参加できない」と特集の冒頭で五輪連覇王者の羽生の欠場を嘆きながらも「この異星人は不在となるが、日本人のショウマ・ウノと米国人のネイサン・チェンは1位をめぐり、4回転ジャンプの連続となる衝撃的で偉大な劇場を約束する」と言及した。
異次元の強さと華麗な舞いを見せる羽生については、もはや地球外の存在と表現する一方、宇野とチェンの4回転ジャンパー同士のハイレベルな優勝争いに大きな期待を寄せている。
平昌五輪銀メダリストの宇野と世界選手権覇者のチェンについては「両者はシーズン前半戦にいずれも偉大な才能を見せつけている。だが、それぞれのプログラムで課題を残していることも理解している」として、両者ともにGPシリーズを連勝して最終戦を迎えたが、盤石とは言えない現状も分析している。
絶対王者不在で、マッチレースの様相を呈しているGPファイナル。宇野とチェンの華麗な4回転共演に、情熱の国イタリアも大きな関心を寄せている。
(THE ANSWER編集部)