日本代表・姫野は「選手たちを純粋に尊敬しますし、応援せずにはいられません」

　日本ブラインドラグビー協会の挑戦には、ラグビーファミリーからも多くの声援が届いている。

　日本代表で活躍するトヨタヴェルブリッツの姫野和樹選手は「視覚障害を持ちながらラグビーすることはすごく大変なことだと思いますが、ラグビーの文化やスポーツの魅力に惹かれプレーする選手たちを純粋に尊敬しますし、応援せずにはいられません」とコメント。同じく日本代表で横浜キヤノンイーグルスの田村優選手は「ブラインドラグビー日本代表チーム初の海外遠征挑戦、イングランド代表との闘いを、同じラグビープレイヤーとして心から応援しています！」と背中を押す。

　その他、元日本代表主将の廣瀬俊朗さんは「ブラインドラグビーのルーツでもあるイングランドに訪問して、選手が現地でたくさんの学びを通して、さらに成長するためにサポートできたらと思っています」とし、サッカー元日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長の北澤豪さんも「障がいの有無に関わらず、誰もがスポーツの価値を享受し、一人ひとりの個性が尊重される活力ある共生社会の創造に貢献すべく、私も日本障がい者サッカー連盟の会長をしています。このたびの日本ブラインドラグビーの挑戦、心から応援しています！」とエールを送った。

　ブラインドラグビー日本代表は今後、9月20日に東京でチャリティマッチを行い、10月と11月に合宿を実施。そして、11月19日にイングランドへ出発し、イングランド、アイルランド、ウェールズとのトレーニングマッチを経て、24日にイングランド代表との再戦に臨む。この日は15人制の日本代表も“ラグビーの聖地”トゥイッケナム・スタジアムでイングランド代表とのテストマッチが予定されている。揃って日本ラグビーの存在を発祥の地で強く印象づけてきたい。

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