【名珍場面2018】大坂なおみ、最後まで礼儀を忘れない姿に世界が感動「ナオミ、なんて品格なんだ」
12月を迎え、様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回はテニスの大坂なおみ(日清食品)だ。今季まさに女子テニス界を駆け上がりスターに上り詰めたが、最大のハイライトは9月の全米オープン制覇。憧れのセリーナ・ウィリアムズ(米国)を破っての優勝は、日本人シングルス史上初のグランドスラム制覇の偉業に花を添えた。セリーナがいら立ちを見せる一方で、大坂は冷静さを保ち続け、頂点にたどり着いた。振る舞いも一流だったシンデレラガールには称賛の声が集まった。
「スポーツ界の名珍場面総集編」―頂点に立った全米オープンで見せた品格に拍手が送られた
12月を迎え、様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回はテニスの大坂なおみ(日清食品)だ。今季、女子テニス界でスターに上り詰めたが、最大のハイライトは9月の全米オープン制覇。憧れのセリーナ・ウィリアムズ(米国)を破っての優勝は、日本人シングルス史上初の4大大会制覇に花を添えた。セリーナがいら立ちを見せる一方で、大坂は冷静さを保ち続け、頂点にたどり着いた。振る舞いも一流だったシンデレラガールに称賛の声が集まった。
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「レッツ・ゴー・セリーナ」の合唱も巻き起こった完全アウェーで、大坂は最後まで冷静さを保った。夢にまで見た憧れセリーナとの頂上決戦。ついにやってきたマッチポイントで大坂は鋭いサービスを放つ。ラケットを合わせるのがやっとだったセリーナ。リターンに失敗した瞬間、20歳の優勝が決まった。
セリーナは主審に対する再三の暴言に加え、ラケットも破壊。ペナルティを受ける大荒れの展開で勝利の瞬間、大坂は笑顔を隠すように、サンバイザーを目深に被る。礼儀正しく一礼しながらネットに歩み寄ると、セリーナから抱きしめられた。
“セリーナ劇場”にも動揺せず。サービスもショットも冴え渡り、20歳で戴冠の瞬間を迎えた大坂に、ツイッターでは世界中から称賛の声が集まった。