ザギトワVS紀平梨花、GPファイナルは一騎打ち!? 露メディア「結論出すのは難しい」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが6日、カナダ・バンクーバーで開幕する。女子の頂上決戦はロシアと日本から3選手ずつが出場。ロシアメディアも平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワと、鮮烈なシニアデビューを飾った紀平梨花(関大KFSC)の16歳対決に注目。「どちらが勝つか結論を出すのは難しい」と一騎打ちを予想している。
女王と超新星の16歳対決にロシアメディアが脚光
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが6日、カナダ・バンクーバーで開幕する。女子の頂上決戦はロシアと日本から3選手ずつが出場。ロシアメディアも平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワと、鮮烈なシニアデビューを飾った紀平梨花(関大KFSC)の16歳対決に注目。「どちらが勝つか結論を出すのは難しい」と一騎打ちを予想している。
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女王ザギトワと超新星・紀平。共にGPシリーズを連勝し、ファイナルに臨む。ほかにも宮原知子(関大)、復活したエリザベータ・トゥクタミシェワ、坂本花織(シスメックス)も好調で十分に上位を伺うチャンスがありそうだ。
GPファイナルのプレビューを展開しているのはロシアメディア「sports.ru」だ。「バンクーバーで行われるGPファイナルではロシア対日本の3対3のダービーが我々を待っている。女子シングルの展望を予想してみよう」として、順位予想している。
6位はこちらも16歳のソフィア・サモドゥロワ。「彼女の演技は世界的なレベルにあるが、そのレベルは(GPファイナルの)ライバルたちにはまだ及ばない」と寸評。続いては坂本の名を挙げ、「表彰台は難しいだろう。スケートアメリカでの演技は良かったが、フィンランドでの演技はライバルたちに比べるとそれほどいいものではなかった」としている。
トリプルアクセルを武器に華麗な復活を遂げたトゥクタミシェワについては「すべての力を出してリーダーの位置を狙うだろう、しかし、表彰台には一歩届かない位置にいると思われる。ライバルたちがミスし、ショートプログラム(SP)で彼女がふさわしい演技を見せた時にのみ表彰台に届く可能性がある」と表現している。
そして、安定した演技を続ける宮原を3位予想している。「3位には確実にサトコ・ミヤハラがなるだろう。ショート、フリーと質の高い演技は彼女の表彰台の地位を提供する。しかし、優勝には届かなさそうだ」と表彰台は確実とみている。