主審に顔面蹴り炸裂… 仰天の“敵&審判ダブルKO”に米衝撃「酷い」「なんてこった」
海外格闘技でKO寸前でTKOを宣告しようと割って入ったレフェリーに誤って顔面蹴りが炸裂。相手選手、レフェリーともにマットに倒れ、そのまま試合終了する“ダブルKO”の珍事が発生した。衝撃シーンを米スポーツ専門局「ESPN」が動画付きで公開し、本場の格闘技ファンも「酷い。クレイジーだ」「これはダブルノックアウトだ」「ロッキー2か?」と仰天している。
ムエタイで衝撃シーン発生、ESPN公開「あなたはダブルKOを見たことある?」
海外格闘技でKO寸前でTKOを宣告しようと割って入ったレフェリーに誤って顔面蹴りが炸裂。相手選手、レフェリーともにマットに倒れ、そのまま試合終了する“ダブルKO”の珍事が発生した。衝撃シーンを米スポーツ専門局「ESPN」が動画付きで公開し、本場の格闘技ファンも「酷い。クレイジーだ」「これはダブルノックアウトだ」「ロッキー2か?」と仰天している。
前代未聞のシーンだった。24日にタイで行われたMAXムエタイ、ゴウ・ダクイ(中国)とスーパー・シストンティデッヒ(タイ)の一戦、2回残り1分の場面だ。
試合は青のパンツのゴウが優勢。赤のパンツのシストンティデッヒはもうふらふらの状態となり、決着の瞬間は近づいていた。そして、ゴウは一気に仕留めようとパンチで連打を繰り出し、距離を詰める。これにシストンティデッヒは手を出せず、ガードするのもやっと。続行不可能を判断したレフェリーが間に割って入る。TKOで試合終了。そう思った次の瞬間だった。
わずかにタイミングが遅れ、ゴウが放ったハイキックがなんと、飛び込んだレフェリーの顔面に炸裂。そのまま倒れ込んだ。顔面を押さえ、なんとか起き上がろうとするが、体が思うように行かない。慌てて関係者が飛び込んで駆け寄ると、戦意を喪失していたシストンティデッヒも隣で膝から崩れ落ちた。騒然とする雰囲気のなか、関係者が両手を振り、続行不可能を宣言した。
実況席も「なんてことだ」と言わんばかりに大絶叫し、ゴウもちょっと戸惑った様子で両手を挙げ、勝利をアピールしていた。中国紙「サウス・チャイナ・ポスト」は「中国のムエタイファイターがのノックアウト、レフェリーも…」と特集。「中国のムエタイファイター、ゴウ・ダクイが土曜の夜に相手と共に審判もノックアウトした」と驚きの一戦をレポートしている。