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井上尚弥、リング誌の顔抜擢は驚きなし 米メディア評価「この栄誉と殊勲に価する」

ボクシングのWBAバンタム級世界王者・井上尚弥(大橋)が、ボクシング界で最も権威を持つ伝統の米専門誌「リング」で日本人選手初の単独表紙を飾ることが発表され、自身で実物の表紙をSNS公開すると国内外のファンに反響を呼んでいたが、本場米メディアも特集。「彼のパンチ力を持ってすれば、この栄誉と殊勲に値する」と抜擢に驚きなしとの評価を下している。

日本人史上初となるリング誌の表紙を飾る井上【写真:Getty Images】
日本人史上初となるリング誌の表紙を飾る井上【写真:Getty Images】

伝統あるバイブル誌の表紙に登場「モンスターが歴史に名を残す」

 ボクシングのWBAバンタム級世界王者・井上尚弥(大橋)が、ボクシング界で最も権威を持つ伝統の米専門誌「リング」で日本人選手初の単独表紙を飾ることが発表され、自身で実物の表紙をSNS公開すると国内外のファンに反響を呼んでいたが、本場米メディアも特集。「彼のパンチ力を持ってすれば、この栄誉と殊勲に値する」と抜擢に驚きなしとの評価を下している。


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「ナオヤ・イノウエ、モンスターが日本人で初めてリング誌の表紙を飾り歴史に名を残す」と見出しを打って特集したのは、米ボクシング専門メディア「イーストサイドボクシング」だった。井上の輝かしいキャリアを紹介した上で「栄誉を受け取るに値する機会がイノウエに来た。『ザ・バイブル・オブ・ボクシング(リング誌)』の表紙を飾ることになったのだ」とレポートした。

「リング」は1922年に創刊された米国の老舗雑誌。全17階級のボクサーのランクを独自に格付けする「パウンド・フォー・パウンド」は世界のボクシングファンが注目する指標の一つとなっている。記事では、日本人が単独表紙を飾るのは初としたが「彼のパンチ力を持ってすれば、この栄誉と殊勲に値するだろう」と言及。今回の抜擢は決して驚くべきものではないと評価している。

「彼はまだ後退しておらず、彼自身を楽しんでいる。イノウエの野心と固い決意は留まることを知らない」

 このように記し、まだまだ成長の可能性を秘めた25歳について評している。来春に米国で予定されるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と相まみえる井上。バイブル誌の“顔”を飾るに相応しい戦いを見せることができるのか。今や世界の最強ボクサーの一人に数えられる「The Monster」への期待は高まるばかりだ。

(THE ANSWER編集部)


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