桃田賢斗、手足震える重圧の中で初戦を突破 「日本のエースとして優勝したい」
全日本総合バドミントン選手権大会は、28日に駒沢体育館で1回戦を行い、男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)は、ストレート(21-18、21-7)で山口容正(Shuttle&Sons)を破り、翌29日の2回戦に進んだ。今季、世界選手権を制し、世界ランク1位となった桃田にとって、国内大会は勝って当たり前と見られるプレッシャーの中での戦いとなる。緊張しやすい初戦は、動きに硬さが見られる部分もあり、第1ゲームは序盤に7点のリードを得たが、中盤に15-15で追いつかれ、一時逆転を許す場面もあった。
桃田は第1ゲームで苦戦も29日の2回戦進出
全日本総合バドミントン選手権大会は、28日に駒沢体育館で1回戦を行い、男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)は、ストレート(21-18、21-7)で山口容正(Shuttle&Sons)を破り、翌29日の2回戦に進んだ。今季、世界選手権を制し、世界ランク1位となった桃田にとって、国内大会は勝って当たり前と見られるプレッシャーの中での戦いとなる。緊張しやすい初戦は、動きに硬さが見られる部分もあり、第1ゲームは序盤に7点のリードを得たが、中盤に15-15で追いつかれ、一時逆転を許す場面もあった。
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桃田は「強い意識を持ってコートに入ったけど、足が震えて緊張した。16-17で負けているときに、ネット前でやられてから吹っ切れてギアを上げられた。相手の方が高い位置でシャトルを触れていたので、自分がもっと高い位置で触ってプレッシャーをかけようと思った。そこから相手のミスが増えた」と少し笑みを浮かべながらも冷静に試合を振り返った。
苦戦の要因は、最も得意とするネット前へ沈めるコントロールショットで主導権を握り切れなかったところだ。桃田は「ネット前は消極的で踏み込めなかった。手が震えていて、あまり繊細なショットを打てなかった」と明かした。初戦の難しさを感じる第1ゲームだったが、16-18から5連続得点で勝利。第2ゲームは、圧勝した。