「僕の夢は北京五輪にある」 “二刀流”チェンが4年後の五輪を目指す3つの理由
「家族にとって特別な大会であり、僕にとっては重要な意味がある」
「五輪が自分に大きな何かをもたらしたとは考えていない。五輪までの過程や本大会の経験、他競技の選手、そして何人かのスペシャルな五輪選手と同じ場所にいるというのは驚くべきことだ」と語り、さらには「もう一度五輪の舞台に戻り、自分を取り戻したい」と4年後の北京への思いをきっぱりと示している。
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インタビューの中でチェンは、平昌五輪は楽しめなかったとも明かしている。だからこそ「楽しむために2度目の五輪に出場したいね」とも語っている。
その上で「現段階では、まだ昨季のレベルにない。今の生活は僕にとって大きな変化を与えているからね。まずはレベルを戻し、そこから引き上げていく。ゴールドメダルは最大の目標であるが、そこに到達するまでには何年もかかる」と冷静に分析。それでも「母が北京生まれなので、家族にとって特別な大会であり、僕にとっては重要な意味がある」と自身のルーツの地で迎える五輪に思いをはせている。
名門エール大の大学生との二足の草鞋を履くチェン。勉学と両立させながら五輪への思いを語った19歳は、多くのものを背負いながら、並大抵ではない挑戦を続けていく。
(THE ANSWER編集部)