不振メドベ、母国の批判論に重鎮タラソワ氏が憤り「これまでの勝利が忘れ去られた」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦フランス杯で4位に終わった平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。初めて表彰台を逃したロシアの女王に対し、母国の皇帝エフゲニー・プルシェンコ氏が温かいゲキを送っていたが、さらにタチアナ・タラソワ氏ら“恩師”がロシアで厳しい目に晒されている19歳を擁護している。
厳しい目に晒されるメドベを擁護「長くスケートしたい人は敗北を経験しないと」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦フランス杯で4位に終わった平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。初めて表彰台を逃したロシアの女王に対し、母国の皇帝エフゲニー・プルシェンコ氏が温かいゲキを送っていたが、さらにタチアナ・タラソワ氏ら“恩師”がロシアで厳しい目に晒されている19歳を擁護している。
失意を味わった女王に対し、声を上げたのはロシアの重鎮タラソワ氏だった。ロシアメディア「sports.ru」によると、ファン・メディアとメドベージェワの関係について持論を語ったという。今季から母国のエテリ・トゥトベリーゼのもとを去ると批判的な声が寄せられたとメドベージェワが明かしていたことについて、タラソワ氏は憤りを見せている。
「私は自分でそれを読みました。身の毛がよだったわ。(人々は)ただ単に(メドベージェワに)襲いかかっているの、そう生物の肉に飛びつくように」と語った上で「人々はこれに関して何を知っている? なぜコーチの元を去ったりするか……彼女へ向けて攻撃がなされている」と情報を持っていない外野から心ない声が上がることに対して、批判的な意見を述べたという。