悩める女王メドベ、復活に海外メディアが熱い期待「時間は暴君だが、才能は不滅だ」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦フランス杯で4位に終わった平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。まさかの結果に海外メディアに驚きが広がっていたが、“芸術の国”イタリアメディアは「時間は暴君だが、才能は不滅」と復活に期待を込めている。
伊メディアが女王低迷を特集「フランス杯で最もセンセーショナルなニュース」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦フランス杯で4位に終わった平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。まさかの結果に海外メディアに驚きが広がっていたが、“芸術の国”イタリアメディアは「時間は暴君だが、才能は不滅」と復活に期待を込めている。
「メドベージェワは一時的な危機。時間は暴君だが、才能は不滅」と見出しを打って報じたのは、イタリアスポーツ専門メディア「OAスポーツ」だった。フランス杯について「最もセンセーショナルなニュースの1つだったのが、疑い余地もなくメドベージェワの陥落だ」と回顧。「彼女はナーバスであり、心が離れていて、そして、恐れていた」と振り返っている。
不振の要因については精神面を挙げ、本人も認めていると紹介。「彼女は自分自身を責めており、ロシアから遠く離れた場所でも競り合うことができることを証明することが重荷となってしまった」と母国ロシアを去り、新天地で結果を残そうと意気込んだことが自らを苦しめる要因となったと分析している。ただ、今後に向けても復活の熱い期待を込めている。