メドベージェワ、“初表彰台落ち”に失意「100%精神的な問題。弱気な考えあった」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦フランス杯は24日(日本時間25日)、女子フリーが行われ、平昌五輪銀メダリストでショートプログラム(SP)3位のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)は125.26点で合計192.81点。シニアデビュー後、自己ワーストの4位に終わり、初めて表彰台を逃した。
らしさ失った女王、まさかの4位に心境吐露「ミスを認めます。諦めてしまった」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦フランス杯は24日(日本時間25日)、女子フリーが行われ、平昌五輪銀メダリストでショートプログラム(SP)3位のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)は125.26点で合計192.81点。シニアデビュー後、自己ワーストの4位に終わり、初めて表彰台を逃した。試合後、「100%精神的な問題。ミスを認めます。弱気な考えがあった」と失意の心境を明かしている。
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かつての女王らしさを見せることができなかった。メドベージェワは冒頭の2回転アクセルでバランスを崩すと、以降も動きにキレがなく、ミスが相次いだ。笑顔なく滑り終えると、フリー5位となる125.26点のスコアを呆然とした表情で見つめた。シニアデビューした15-16年シーズン以降、初めて表彰台を逃す事態となった。
IOC運営の五輪専門サイト「オリンピックチャンネル」公式ツイッターによると、試合後は「100%精神的な問題です。ミスを認めます。弱気な考えがあった。切望していました。力が入りすぎてしまった。思ってもいませんでした」と話したという。また、同公式サイトでは「心をコントロールできなかった。考えてもいませんでした。そう、このプログラムを諦めてしまったんです。これから私たちは改善していかなければいけない」とのコメントも紹介している。
GPファイナル進出を逃し、失意の心境を明かしたメドベージェワ。今季はエテリ・トゥトベリーゼ氏からブライアン・オーサー氏に師事し、再スタートを切った。ロシアからカナダに拠点が移り、練習施設、指導方法も変わり、環境に馴染んでいくには時間も当然かかるだろう。今は前を向き、一歩ずつ進んでいくしかない。
(THE ANSWER編集部)