メドベージェワはフランスで輝けるか 元振付師は期待「もちろん勝てる。でも…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦のフランス杯が23日に開幕する。女子の注目はNHK杯で日本人初のGPデビューVを飾った紀平梨花(関大KFSC)だが、スケートカナダで3位に終わったエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が巻き返してGPファイナルの出場権を掴めるかも見所の一つ。元振付師は「もちろん勝つことができる」と断言している。ロシアメディアが報じている。
元振付師のアベルブフ氏がフランス杯を展望
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦のフランス杯が23日に開幕する。女子の注目はNHK杯で日本人初のGPデビューVを飾った紀平梨花(関大KFSC)だが、スケートカナダで3位に終わったエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が巻き返してGPファイナルの出場権を掴めるかも見所の一つ。元振付師は「もちろん勝つことができる」と断言している。ロシアメディアが報じている。
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メドベージェワはGPシリーズ第2戦スケートカナダではSPで7位と出遅れたが、フリーで巻き返して銅メダルだった。絶対的な安定感を誇った女王にしてはやや物足りない結果だが、グルノーブル決戦でタイトルを取り戻せるのか。ロシアメディア「スポルトエクスプレス」ではメドベージェワの元振付師イリヤ・アベルブフ氏が今大会の展望を語っている。
フランスで勝てるかというストレートな質問に対して同氏は「はい、でも競争はとてもレベルの高いものになるでしょう。フランス大会には日本大会で優勝したリカ・キヒラが出場します。彼女は(フリーで)2回、トリプルアクセルを跳びます。これは本当に容易ならぬことです。でも、もちろんジェーニャは勝つことができます」と言い切っている。
GPファイナル(12月6日、カナダ・バンクーバー)進出のためには、2位以上の結果は残したいところ。インタビュアーは争う存在としてフィンランド大会で2位に入ったスタニスラワ・コンスタンティノワ(ロシア)の名前を挙げているが、アベルブフ氏は本来のスケーティングができれば、ライバルにはならないと話している。