苦悩ジョコビッチを動かした「潰えない野心」 全仏連覇へ名手アガシ氏と共闘の理由
28日にいよいよ開幕するテニスの全仏オープン。ローラン・ギャロスで、最近の不調から脱却を狙うのは、ディフェンディングチャンピオンの世界ランキング2位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)だ。今大会から新コーチとして、かつて世界的プレーヤーとして名を馳せたアンドレ・アガシ氏(アメリカ)を招へい。米スポーツ総合誌「スポーツ・イラストレイテッド」は、読者の質問に答える形で、タッグ結成の理由を分析している。
不調の世界ランク2位、28日開幕全仏でアガシ氏と急造コンビ結成のワケ、米誌分析
28日にいよいよ開幕するテニスの全仏オープン。ローラン・ギャロスで、最近の不調から脱却を狙うのは、ディフェンディングチャンピオンの世界ランキング2位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)だ。今大会から新コーチとして、かつて世界的プレーヤーとして名を馳せたアンドレ・アガシ氏(アメリカ)を招へい。米スポーツ総合誌「スポーツ・イラストレイテッド」は、読者の質問に答える形で、タッグ結成の理由を分析している。
ジョコビッチはATPマスターズ1000のイタリア国際で決勝進出を果たしたが、躍進する20歳のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れ、復活優勝はならなかった。ただ、結果以上に注目が集まったのは試合後、アガシ氏をコーチに迎え、全仏連覇を目指すと発表したことだった。
急造タッグ結成について同誌には「奇妙な選択だったように見える」との質問が届き、それに対して「ジョコビッチとアガシともに、お互いをよく知っているとは思わない」と答えている。
また、ジョコビッチが「我々は一緒に仕事をできることに興奮している。長期的な関与ではなく、パリでの限られた期間になるが、一定期間ともに過ごすことになるし、その後何が起こるか見てほしいと思う」と話したことも伝えている。