羽生結弦、「110点の壁」打破に情熱の国も仰天「ただただ圧巻」「常軌を逸した得点」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロステレコム杯は16日、男子ショートプログラム(SP)で五輪2連覇の羽生結弦(ANA)が110.53点をマーク。第3戦フィンランド大会(3日)で自身がマークした世界最高得点を塗り替える衝撃の演技を披露した。
イタリアメディアも賛辞「ハニュウとはその存在だけで、他を引き離すもの」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロステレコム杯は16日、男子ショートプログラム(SP)で五輪2連覇の羽生結弦(ANA)が110.53点をマーク。第3戦フィンランド大会(3日)で自身がマークした世界最高得点を塗り替える衝撃の演技を披露した。イタリアで中継した衛星放送「ユーロスポーツ・イタリア」は「ハニュウとはその存在だけで、他を引き離すもの」と大絶賛している。
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敬愛するジョニー・ウィアー氏がかつて演じた「秋によせて」の調べに乗せ、ロシアで華麗な舞いを見せた羽生。冒頭の4回転サルコウを決めると、エンジン全開。ライバルを寄せ付けない、完璧な演技に実況も大興奮となった。
「ハニュウとはその存在だけで、他を引き離すもの」と絶賛。そして、叩き出した得点は衝撃の「110.53」。世界最高得点更新に「新システムで初めて110を超えた。110の壁をシーズン序盤で倒しました」と興奮気味にまくし立てた。
「ユーロスポーツ・イタリア」は公式サイトで羽生の華麗な舞いを動画で紹介。「氷上に降り立ち、全ての人間を魅了した。ユヅル・ハニュウはただただ圧巻だ。彼のSPは常軌を逸した110点超というスコアを記した。新採点システムで初の110点超。ファンタスティコ(イタリア語でファンタスティック)!」と高く評価していた。
芸術文化が根付くイタリアメディアも酔いしれた羽生の舞い。ロシアから放たれたインパクトは欧州全体に波及している。
(THE ANSWER編集部)