羽生結弦、衝撃世界新にタラソワ氏が愛の絶賛「こんな天才を世界にくれた日本に感謝」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロステレコム杯は16日、男子ショートプログラム(SP)で五輪2連覇の羽生結弦(ANA)が110.53点をマーク。自身の世界最高得点を塗り替える衝撃の演技を披露した。
解説務めたロシア重鎮が大絶賛、ヤグディン氏は「彼はフィギュアスケートの神」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロステレコム杯は16日、男子ショートプログラム(SP)で五輪2連覇の羽生結弦(ANA)が110.53点をマーク。自身の世界最高得点を塗り替える衝撃の演技を披露した。現地ロシアの中継で解説を務めた重鎮タチアナ・タラソワ氏は「こんな天才を生み、世界中にプレゼントしてくれた日本にありがとう」と愛の大絶賛を送っている。
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モスクワの地で大国ロシアの重鎮を認めさせた。羽生は敬愛するジョニー・ウィアー氏がかつて演じた「秋によせて」を完璧に演じ切った。得点は110.53点をマーク。GPシリーズ第3戦フィンランド大会で自身がマークした世界記録をたった2週間で塗り替える衝撃を与えた。これには現地ロシアの放送席も大興奮となった。
実況アナは「このリンクの上で何が起こっているか想像さえできないでしょう! 何をもってしてもどんな言葉でも言い表せません! まったくの天才です」と大興奮。さらに、02年ソルトレークシティ五輪金メダルのアレクセイ・ヤグディン氏は「タラソワさん、彼は本当のフィギュアスケートの神様ですね」と賛辞とともにタラソワ氏に水を向けた。
すると、タラソワ氏は「本当に、本当に。全く本当に。単純にハニュウとブライアン(オーサーコーチ)、そして、私たちが驚嘆し、感嘆するこんな天才を輩出し、世界中にプレゼントしてくれた国(日本)にありがとう。こんな巨大な満足を与えてくれてとてもありがとう」と感嘆。羽生を生み出した日本に感謝を述べ、感動を表現した。