海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権

　現地14日まで行われた女子ゴルフの海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権（フランス・エビアンリゾートGC）は古江彩佳（富士通）が通算19アンダーで優勝。樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次ぐ日本勢4人目の海外メジャー制覇の快挙を達成した。最高の栄誉とともに獲得した賞金は120万ドル（約1億9300万円）で、LPGAツアー賞金ランキングで3位に浮上。その金額とともに、ランキングのトップ10に日本勢が3人も入る状況に、ネット上の日本人ファンからは「黄金期が来てますね」「完全に世界トップの日本女子プロ」といった声が上がっている。

　前日の2位から逆転でメジャータイトルをつかんだ古江。日本ツアーの優勝賞金より10倍近い120万ドルの賞金を獲得した。これで今季米女子ツアー17試合出場で総賞金は244万4717ドル（約3億8779万円）。ランキング3位に急上昇した。

　1位のネリー・コルダ（米国）は300万6871ドル（約4億7696万円）と群を抜いているが、2位には6月の全米女子オープンを制した笹生優花が264万8812ドル（約4億2017万円）でつけている。さらに6位には全米女子オープン2位の渋野日向子が166万9617ドル（約2億6484万円）で続き、ランキング10傑に日本勢が3人も入っている。

　エビアン選手権の賞金総額が800万ドル（約12億8700万円）と大会史上最高額だったように、メジャー大会で上位に食い込めば高額賞金を手にすることが可能。ネット上の日本人ファンからは「日本人女子ゴルフ、黄金期が来てますね」「古江プロの賞金女王あるんじゃね」「完全に世界トップの日本女子プロ」「古江彩佳エビアン優勝で賞金ランキング一気に3位か～　トップ10に日本人3人とか宮里藍ちゃんもびっくりだろうな」といった声が上がっている。