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道場破りの“一般人”をKOしたプロボクサーに同調 誹謗中傷が発端、世界王者「舐めてはダメ」

女子ボクシングのパウンド・フォー・パウンド(PFP)女王クラレッサ・シールズ(米国)が道場破りのアンチを成敗した。これまでネット上で中傷してきた相手をKOし、男子世界王者も「ボクシングを舐めてはいけない」と反応している。

クラレッサ・シールズ(写真は2023年撮影)【写真:Getty Images】
クラレッサ・シールズ(写真は2023年撮影)【写真:Getty Images】

クラレッサ・シールズがアンチ撃退

 女子ボクシングのパウンド・フォー・パウンド(PFP)女王クラレッサ・シールズ(米国)が道場破りのアンチを成敗した。これまでネット上で中傷してきた相手をKOし、男子世界王者も「ボクシングを舐めてはいけない」と反応している。

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 力の差は歴然だった。ピンクのウェアに星条旗柄のヘッドギアを付けたシールズ。ゴングが鳴ると、黒いウェアに白いヘッドギアの相手に距離を計りながら接近した。ロープへ追い詰めると、容赦なく連打。相手は経験がありそうな動きを見せたが、一気に戦意喪失し、レフェリー役の男性が間に入った。シールズは、まだやるぞと言わんばかりに急き立てるも、相手はグラブを脱いでリングを降りた。

 シールズはインスタグラムに動画を公開。文面では「私を長期間中傷してきたチンピラ女がジムに乗り込んできたの信じられない! それにもかかわらず30秒ももたないんだから。殺しかけたわ! また来てみろ弱虫!」とアンチが相手だったことを説明した。

 米ファンからは「なぜプロ相手にこんなことをやる人間がいるのか」とコメントが寄せられていたが、男子の世界王者も反応。2階級で4団体統一したテレンス・クロフォード(米国)が「ボクシングを舐めてはいけない」と同調している。

 シールズは世界スーパーウェルター級と世界ミドル級で4団体統一し、世界で最も権威のある米専門誌「ザ・リング」の女子PFPでもトップに君臨している。

(THE ANSWER編集部)

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