女子ゴルフ舞台裏のスポーツマンシップ 河本結と同伴者の振る舞いが「ドキュメンタリーみたい」
女子ゴルフの国内ツアー・ミネベアミツミレディスは5日、北海道・真駒内CC空沼C(6667ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、15位から出た河本結(RICOH)が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算7アンダーの3位に浮上した。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)はホールアウト直後のスポーツマンシップを示した行動を公開。さらに、中継ではなかなか見られない選手同士のやり取りも公開されると、河本本人も「ドキュメンタリー撮影の一部みたい!」と感激している。
ミネベアミツミレディス2日目
女子ゴルフの国内ツアー・ミネベアミツミレディスは5日、北海道・真駒内CC空沼C(6667ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、15位から出た河本結(RICOH)が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算7アンダーの3位に浮上した。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)はホールアウト直後のスポーツマンシップを示した行動を公開。さらに、中継ではなかなか見られない選手同士のやり取りも公開されると、河本本人も「ドキュメンタリー撮影の一部みたい!」と感激している。
爽やかに称え合った。インスタートで回った最終9番のプレーを終えた河本。自身のプレーを終えると「ありがと~」と言いながら、同伴競技者の吉本ひかるとハグ。アマチュアの都玲華には「ナイスパー」と声をかけて抱擁した。その後、ホールに一礼。カメラに手を振ると、キャリングボードを担当したボランティアの男性にボールをプレゼントして「ありがとうございました」と感謝を伝えた。
その後、スコア提出所までの通路で、吉本と歩きながら「4、4、5…」などとお互いのスコアカードを声に出して確認。さらに吉本と都が確認し合った後に、都ともスコアを復唱した。ゴルフではありふれた光景だが、お互いがルールとスポーツマンシップを尊重するからこそ成り立つ場面だ。
JLPGA公式Xは「ホールアウト後のやりとり 本日4アンダーで暫定2位タイに浮上した河本結 同組の吉本ひかる 都玲華アマとスコアをチェック」とつづって動画を公開。すると、河本自らが「ドキュメンタリー撮影の一部みたい!すごい!」と感激したようなコメントを書き込んだ。
このコメントにはファンも反応。「ホールアウト後に、こんな感じでスコア確認してるんですね 初めて知った!なんか楽しそう」「情熱大陸に出演して欲しい・・ですね?」「プロジェクトX?」といった反響が寄せられている。
この日の河本は前半だけで4バーディーを奪ったが、後半は9ホールすべてパーという我慢のゴルフ。ラウンド後は「後半は風が強くて、チャンスが少なかったです」と語ったものの「やっぱり後半の風の中で伸ばしていけないと、ちょっとこの大会では上に行けない、勝ちきれないと思うので、そこは反省点」と振り返っていた。
(THE ANSWER編集部)