陸上日本選手権で映った涙のスポーツマンシップ 敗れた直後の行動が「素敵」「同じママとして大好き」広がる感動
今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権で寺田明日香(ジャパンクリエイトグループ)が見せたスポーツマンシップがファンの涙を誘っている。女子100メートル障害で3位。敗れた直後の振る舞いに「とても良いシーンで感動しました」と反響が寄せられている。
福部と田中を称える
今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権で寺田明日香(ジャパンクリエイトグループ)が見せたスポーツマンシップがファンの涙を誘っている。女子100メートル障害で3位。敗れた直後の振る舞いに「とても良いシーンで感動しました」と反響が寄せられている。
2大会連続の五輪出場を目指した34歳の元日本記録保持者・寺田。昨年女王として決勝に臨むも日本記録12秒73を持つ28歳・福部真子、昨年ブダペスト世界陸上代表の25歳・田中佑美に次ぐ3位フィニッシュだった。直後、寺田は2人をハグして祝福。レース後のインタビューではあふれる涙を拭いながら応援に感謝を述べていた。
日本オリンピック委員会公式インスタグラムが実際の動画を公開。カメラがとらえたスポーツマンシップの瞬間に、ファンからは「努力の塊、寺田選手、本当に素晴らしい方ですね」「同じママとしても大好きな選手です」「お疲れ様 ママランナーとしていつも応援しています」「とても良いシーンで感動しました」「感動したよ。このレース」「お疲れ様でした 皆さん素敵すぎる!」とコメントが寄せられていた。
日本陸上競技連盟は4日、パリ五輪の代表内定選手51人を発表。寺田の名前は無かった。自身のXでは「皆さん、すっごくポジティブに背中を押してくれたので、オープンで北海道選手権@網走7/13に参戦予定です。内緒ですよ(笑)」と記していた。
(THE ANSWER編集部)