紀平梨花、衝撃Vに大国ロシアも驚き 重鎮タラソワ氏が絶賛「私に深い感銘を与えた」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は10日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位でシニアGPデビュー戦の紀平梨花(関大KFSC)が完璧な演技で154.72点をマーク。合計224.31点で衝撃の逆転優勝を飾った。フィギュア界に大きなインパクトを与えた16歳について、女子を席巻するロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏が「私に深い感銘を与えた、特にキヒラが」と絶賛し、北京五輪を争うライバルになると認めている。ロシアメディアが伝えている。
“ザギトワ世代”の16歳をライバルに認定「4年間、誰が戦いに参加するか分かった」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は10日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位でシニアGPデビュー戦の紀平梨花(関大KFSC)が完璧な演技で154.72点をマーク。合計224.31点で衝撃の逆転優勝を飾った。フィギュア界に大きなインパクトを与えた16歳について、女子を席巻するロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏が「私に深い感銘を与えた、特にキヒラが」と絶賛し、北京五輪を争うライバルになると認めている。ロシアメディアが伝えている。
日本に現れた16歳の超新星が、ロシアの重鎮も驚かせた。「タチアナ・タラソワ氏『日本の少女たちが私に深い感銘を与えた、特にキヒラが』」と見出しを打って紀平について伝えたのは、ロシアメディア「sports.ru」だった。
記事では、荒川静香、浅田真央を始め、世界の名スケーターを育ててきたタラソワ氏がNHK杯を総括。3位に入り、GPファイナル進出を決めた母国の21歳エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)を祝福した上で「日本の少女たちが私に深い感銘を与えました、特にキヒラが」と語ったという。
「彼女はとても表現力豊かに、感情的に、そして素晴らしい技術的なものとともに演技した。3回転アクセルと3回転トウループの連続ジャンプは女子フィギュア界で彼女以外に誰もやったことがなかった。この連続ジャンプは思い切り力いっぱい男子選手のようにやってのけたわ」