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紀平梨花、“芸術の国”も認めた3Aだけじゃない強さ「並外れた能力で恐ろしい得点」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は10日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位でシニアGPデビュー戦の紀平梨花(関大KFSC)が完璧な演技で154.72点をマーク。合計224.31点で衝撃の逆転優勝を飾った。3位に入ったエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が表彰台の3ショットを掲載し、反響を呼んでいたが、“芸術の国”イタリアは紀平のジャンプだけじゃない強さに脚光。「キヒラが満天の星のごとく優勝」「並外れた能力で恐ろしい得点」と賛辞を送っている。

NHK杯で衝撃の逆転優勝を飾った紀平梨花【写真:AP】
NHK杯で衝撃の逆転優勝を飾った紀平梨花【写真:AP】

スピン、ステップもレベル4獲得、伊メディア「満天の星のごとく優勝」

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は10日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位でシニアGPデビュー戦の紀平梨花(関大KFSC)が完璧な演技で154.72点をマーク。合計224.31点で衝撃の逆転優勝を飾った。3位に入ったエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が表彰台の3ショットを掲載し、反響を呼んでいたが、“芸術の国”イタリアは紀平のジャンプだけじゃない強さに脚光。「キヒラが満天の星のごとく優勝」「並外れた能力で恐ろしい得点」と賛辞を送っている。

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 3回転アクセルだけじゃない。紀平の強さが凝縮されたフリーだった。冒頭の3回転アクセルからの連続ジャンプを成功させると、続いては単発の3回転アクセルも着氷。一気に盛り上げると中盤は質の高いスピン、ステップで会場を魅了した。会心の演技を披露するとガッツポーズを炸裂。SP5位から大逆転Vを飾った。

 圧巻の3回転アクセル2発に脚光を浴びていたが、イタリアのスポーツ専門メディアは「2人の日本女子が表彰台へ、キヒラが満天の星のごとく優勝、ミヤハラは2位に」と特集。演技全体をクローズアップしている。

「NHK杯では素晴らしいフリープログラムが競演された。今回の試合は特に大変高いレベルの技術点で競われた。先陣を切ったのはホームのキヒラだった。SP5位から挽回するという素晴らしいドラマをキヒラは作り上げた」

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