「やっぱり日本が大好き」― トゥクタミシェワ、復活劇の裏で示した“熱い日本愛”
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は10日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位でシニアGPデビュー戦の紀平梨花(関大KFSC)が合計224.31点で衝撃の逆転優勝を飾った。SP首位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は堂々の銅メダルを獲得。大会中に「やっぱり日本が大好き!」とSNSで熱烈な日本愛をつづっていた21歳は試合後、紀平らとの表彰台3ショットを公開し、再び日本語で「私は私の道を行く。最高のファンがいるから」と感謝をつづっている。
完全復活の銅メダル、“日本語投稿”で紀平&宮原との表彰台3ショット公開
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は10日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位でシニアGPデビュー戦の紀平梨花(関大KFSC)が合計224.31点で衝撃の逆転優勝を飾った。SP首位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は堂々の銅メダルを獲得。大会中に「やっぱり日本が大好き!」とSNSで熱烈な日本愛をつづっていた21歳は試合後、紀平らとの表彰台3ショットを公開し、再び日本語で「私は私の道を行く。最高のファンがいるから」と感謝をつづっている。
大好きな日本で華麗に舞った。SP首位のトゥクタミシェワは衝撃的な演技を見せた紀平、宮原知子(関大)に逆転を許したが、堂々の表彰台に上り、GPファイナル進出を決めた。試合後は1枚の画像を自身のインスタグラムで公開した。
真ん中でオリーブ冠を被り、トロフィーと金メダルを手に持って笑みを見せる紀平。その隣で黒の衣装をまとい、大人の魅力を漂わせるトゥクタミシェワも今季復活の印象ともいえる銅メダルを誇らしげに掲げ、銀メダルの宮原とともに3ショットで納まっている。そして、一緒に添えたメッセージは日本語だった。
親日家の21歳は、ロシア語、英語と併記する形で「私は私の道を行く。何があっても戦い続ける。だって、私には最高のコーチと最高の友達、そして最高のファンがいるんだから。私はこの競技を心から愛しているの」と日本語で感謝のメッセージをつづっている。