単独2位・安田祐香が2640万円獲得「月曜日まで動いてくださって…」 異例の5日間で関係者に感謝
女子ゴルフ国内ツアーのアース・モンダミンカップ最終日が24日、千葉・カメリアヒルズCC(6688ヤード、パー72)で開催された。降雨によるコースコンディション不良のため、今大会では4年ぶりに「月曜最終ラウンド(R)」を実施。5位で出た安田祐香(NEC)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算13アンダー。単独2位フィニッシュだった。ツアー史上最高の賞金総額3億円大会。安田の賞金も2640万円と破格で、ラウンド後は海外メジャー・KPMG全米女子プロ選手権で2位に入った山下美夢有に刺激を受けたことも明かした。優勝は通算16アンダーの小祝さくら。
アース・モンダミンカップ最終日
女子ゴルフ国内ツアーのアース・モンダミンカップ最終日が24日、千葉・カメリアヒルズCC(6688ヤード、パー72)で開催された。降雨によるコースコンディション不良のため、今大会では4年ぶりに「月曜最終ラウンド(R)」を実施。5位で出た安田祐香(NEC)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算13アンダー。単独2位フィニッシュだった。ツアー史上最高の賞金総額3億円大会。安田の賞金も2640万円と破格で、ラウンド後は海外メジャー・KPMG全米女子プロ選手権で2位に入った山下美夢有に刺激を受けたことも明かした。優勝は通算16アンダーの小祝さくら。
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最終18番パー5。安田は大きく曲がるスライスラインを読み切り、5つ目のバーディーを決めた。
「10メートルぐらいでした。最後に曲がってスピードも入って、うれしかったです」
全体を通してピンチが少なく、着々とバーディーを重ねた。降雨の影響で5日間の大会となったが、深いラフの対応に苦慮したようで「体がしんどくなっていました」。一方で「集中力を切らさずに打てていたので、今日のゴルフはすごく良かったと思います」と振り返った。
昨季のフジサンケイレディスクラシックとスタンレーレディスホンダに並ぶ自己最高の2位で、今季2度目のトップ10入り。メルセデス・ランキングは21位に浮上した。そして、通常大会の優勝賞金以上に匹敵する2640万円を獲得した。
「毎年、すごい高額なので『トップ10に入ったらすごいな』と思っていました。それが想像以上の成績だったので、嬉しいですし、月曜日まで競技するために動いてくださって、すごく感謝しています」
大会関係者への感謝も口にした安田は、スタート前にKPMG全米女子プロ選手権のスコア速報をチェック。同じ関西出身の後輩・山下が2位に入ったことも確認し、「すごいなと思って、自分も頑張ろうと思いました」と刺激を受けた。古江彩佳、西村優菜、吉田優利ら実力者が揃う“プラチナ世代”の一人。山下や同期を追い、ツアー初勝利を目指す。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)