自己ベストのトゥクタミシェワ、美しき3A成功に海外メディア「皇后にとって簡単な事」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は9日、女子ショートプログラム(SP)を行い、第2戦のスケートカナダを制したエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は冒頭のトリプルアクセルを完璧に成功させて、自己ベストの76.17点で首位に立った。
女王の風格漂わせる圧巻演技に海外記者絶賛
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は9日、女子ショートプログラム(SP)を行い、第2戦のスケートカナダを制したエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は冒頭のトリプルアクセルを完璧に成功させて、自己ベストの76.17点で首位に立った。
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強いトゥクタミシェワが完全に戻ってきた。ロシアの21歳が美しく、大人の舞いを披露した。冒頭のトリプルアクセルは美しい回転を決めて成功。2連続での3回転トウループ、後半の3回転ルッツも完璧に成功させてパーフェクトな演技。女王のオーラを漂わせながら、ガッツポーズを繰り出した。
76.17点は優勝したスケートカナダでのSPのスコア(74.22点)を上回る快記録。圧巻演技に、ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイドスケーティング」公式ツイッターも「NHK杯でのエリザベータ・トゥクタミシェワのトリプルアクセルについて話そう。とても簡単に見えた。彼女にはより多く回転を加える事ができる。皇后にとっては簡単なことなのだ」と最大限の賛辞を送っている。
また米の名物記者ジャッキー・ウォン氏は「3A、3T-3T、3Lzを打ち負かす事は本当に難しい事であろう。これに並ぶ事ができるのはサトコ・ミヤハラのコンポーネントだけだ」とツイート。フリーでの一騎打ちを予想していた。
若い力の台頭が目立つロシア勢の中で、今季絶好調のトゥクタミシェワが格別な存在感を発揮している。
(THE ANSWER編集部)