新生ラグビー日本代表、イングランドに17-52で初陣飾れず リーチ主将「このチームは若い、この負けが一番の財産に」
ラグビーの「リポビタンDチャレンジカップ2024」は22日、世界ランク12位の日本代表が東京・国立競技場で同5位のイングランド代表と対戦し、17-52で敗戦。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が就任した新体制の初陣は勝利で飾れなかった。
リポビタンDチャレンジカップ2024
ラグビーの「リポビタンDチャレンジカップ2024」は22日、世界ランク12位の日本代表が東京・国立競技場で同5位のイングランド代表と対戦し、17-52で敗戦。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が就任した新体制の初陣は勝利で飾れなかった。
エディーHCが就任し、「超速ラグビー」を標榜する日本。序盤はオフロードパスを含めたスピーディーな展開を演じ、開始2分で敵陣で得たペナルティからSO李承信がPGを決め、幸先良く3点を先制した。しかし、徐々に地力で上回り、昨秋のワールドカップ(W杯)でも敗れたラグビーの母国・イングランドが本領を発揮。前半14分にFLチャンドラー・カニンガムサウスのトライで逆転されると、24分、29分、42分と立て続けにトライを奪われ、3-26で折り返した。
後半も2トライを追加されたが、後半26分にWTG根塚洸雅が新生エディージャパン初トライ、29分には途中出場のFB山沢拓也が連続トライを決めて17-45まで追い上げた。ただ、終了間際に逆にトライを奪われ、52失点の完敗となった。
W杯以来の再戦で雪辱ならず、リーチマイケル主将は「とてもハードな試合だった」と振り返った。「超速ラグビーを目指して、自分たちとしては100%の準備はできた。部分部分は超速ラグビーができたけど、ただディフェンスですね。向こうのでかい体に(やられた)。この段階で試合ができたのは財産になる」と語った。
一方で「スピードを持ってアタックできて、通用した部分もある。ゲインラインを取っていくスタイルもできた」と手応えも得た様子。「このチームは若いので、この負けが悔しいけど、一番の財産になると思う」と前を向いた。
(THE ANSWER編集部)