アース・モンダミンカップ第3日

　女子ゴルフの国内ツアー「アース・モンダミンカップ」第3日が22日、千葉・カメリアヒルズCC（6688ヤード、パー72）で開催された。19日の第2ラウンド（R）は降雨によるコースコンディション不良でサスペンデッド。47組139人がホールアウトできず、この日は午前7時から競技が開始され、午後2時5分に第2Rが終了した。

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　この時点で65位までの82人が決勝Rに進出。首位には、通算9アンダーで藤田さいき（JBS）が立ち、1打差で通算8アンダーの2位には、小祝さくら（ニトリ）、天本ハルカ、高橋彩華（東芝）がつけた。

　大会は同3時から第3Rを開始したが、日没までに終了は難しくなった。23日午前は悪天候の予報。今大会は予備日が設定されており、大会主催者や日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）の判断次第では、2020年6月の同大会以来4年ぶりに月曜決着になる可能性もある。ツアー史上最高額の賞金総額3億円、優勝賞金5400万円を巡る争いは先が見えない状況になっている。

　第2R終了後、天本が取材に応じた。第1R終了時2位で、前日は1ホールも消化できずに終了。この日は午前9時スタートで18ホールを4バーディー、2ボギーの70でまとめ「昨日はロッカーでひたすら待っていました。今日はこれからも続きますし、長い1日です。集中力を持続するのが大変です」と話した。

　4月のパナソニックオープンでツアー初優勝したが、次戦から7試合で3度予選落ち、トップ10入りは1度という状況。原因については「優勝したことで自分のゴルフに期待し過ぎていました」と分析し、「今は『地味に（堅実に）プレーしていく』と心掛けています」と前を向いた。