ヘルシンキはなぜ羽生結弦に沸いたのか 現地紙特集「彼はとても礼儀正しく魅力的」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フィンランド大会は羽生結弦(ANA)が合計297.12点の今季世界最高点で優勝した。史上初めて4回転トウループ―3回転アクセルのコンビネーションを決めたことと共に、3000人を超える日本人ファンが現地まで駆け付けていたことも話題を呼んでいる。このヘルシンキでの“ユヅフィーバー”に現地紙が迫っている。
“ユヅフィーバー”に衝撃を受けた現地紙が特集
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フィンランド大会は羽生結弦(ANA)が合計297.12点の今季世界最高点で優勝した。史上初めて4回転トウループ―3回転アクセルのコンビネーションを決めたことと共に、3000人を超える日本人ファンが現地まで駆け付けていたことも話題を呼んでいる。ヘルシンキで沸き起こった“ユヅフィーバー”に現地紙が迫っている。
日本人ファンの大歓声が降り注ぐ、まるでホームのようにリンクで世界最高点をたたき出した王者。フィンランド紙「イルタ・サノマト」は「3500人もの日本人サポーターがアイドルを追ってヘルシンキに飛んだ」と熱狂ぶりを伝えている。
「週末には、ヘルシンキでスケートGPが行われた。2度オリンピックと世界選手権を制しているハニュウは多くの点で世界最高のスケーターであり、世界で最も人気があるスケーターだ。ヘルシンキには何千人ものファンが集まった」
記事では、ファンは羽生を観戦するために世界中から集まったことを紹介。さらに「多くのファンがハニュウの後を追うため、セキュリティー担当は彼の警備に力を入れている」とも伝え、羽生の宿泊先のホテルには特別な厳戒態勢が敷かれていたという。