今季、苦戦の続くイングランド代表HCは苦境に立たされている

　ラグビー日本代表は現地時間17日にアウェーで世界ランク4位のイングランド代表と対戦する。イングランドを率いるのは、前日本代表ヘッドコーチ（HC）のエディー・ジョーンズ氏。就任後は快進撃を繰り広げていたが、今年はシックスネーションズ（欧州6か国対抗戦）で5位に終わるなど低迷。3日のテストマッチ、世界ランク5位の南アフリカ戦では12-11で勝利したが、試合後現地放送局に「メディアは、私が解任されれば幸せを感じるだろう」と皮肉交じりに答えている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」（W-ANS ACADEMYへ）

　2015年のワールドカップ（W杯）イングランド大会で、南アフリカを破る大金星をあげ日本中を熱狂させたジョーンズHC。2016年からはイングランド代表を率いていて、就任直後に18連勝を達成。2016、2017年のシックスネーションズを連覇するなど、快進撃を続けたが、今年に入って苦戦。ここにきて苦境に立たされているようだ。

　英衛星放送局「スカイスポーツ」電子版では「イングランド代表監督のエディ・ジョーンズ、メディアは私が解任された時に幸せを感じるだろうと語った」とタイトルをつけて、特集している。

「トゥイッケナム・スタジアムで行われた試合でイングランドは12-11で南アフリカに勝利したが、試合の中でコンディションが悪い事が見受けられた」

　記事によると、インタビュアーから厳しい質問も飛んだという。低調だった昨季の成績から巻き返すための、3年間で最も重要な勝利だったか、という記者からの問いかけに対してこう答えている。