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「日本でかなり評価の高い選手」 8年ぶり世界戦のボクサー加納陸、拳四朗を追い詰めた強敵警戒

リモートで会見に参加したアンソニー・オラスクアガ(左)と中谷潤人【写真:中戸川知世】
リモートで会見に参加したアンソニー・オラスクアガ(左)と中谷潤人【写真:中戸川知世】

オラスクアガが日本語で挨拶「アリガトウゴザイマス」

 一方、オラスクアガの直近2試合は日本開催。特に昨年4月のWBA&WBC世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)への挑戦は9回TKO負けしたが、好戦的なスタイルで激闘を生み、王者を追い詰めた。日本のファンにも馴染みのある選手だ。

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 今回の興行は、親交の深いWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)も初防衛戦を行う。オラスクアガは中谷と米ロサンゼルス合宿に励むため、会見はリモート参加となった。

「今回の試合は準備期間がしっかりある。今はチームとの練習でワクワクした気持ちもあります。この時間をしっかり使って素晴らしいショーを見せたいし、チャンピオンになりたい。コンディションはとてもいい。たくさんスパーリングをしています」

 加納について「もちろん顔と名前は知っている。的確にパンチを当てて前に出てくる印象」と説明。中谷と練習し、「凄くいい時間を過ごせています。中谷選手がアメリカに来ると、ジムの中でも外でもいろんな話もしますし、一緒にトレーニングをしっかりとできている」と歓迎した。

 日本のファンには「いつも皆さんの応援に感謝しています」と笑顔。最後は日本語で「アリガトウゴザイマス」と笑って締めくくった。

【7月20日の対戦カード】

▽WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
王者・中谷潤人(M.T)
VS
同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)

▽WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦
王者・田中恒成(畑中)
VS
同級12位ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)

▽WBO世界フライ級王座決定戦12回戦
同級1位・加納陸(大成)
VS
同級2位アンソニー・オラスクアガ(米国)

▽10回戦
那須川天心(帝拳)
VS
ジョナサン・ロドリゲス(米国)

(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)


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