井上尚弥、バーネット地元紙も大会主役認定「すでに今大会で嵐を巻き起こしている」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会は3日にグラスゴーで行われるWBA同級スーパー王者ライアン・バーネット(英国)と5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)との一戦で4強が出揃う。決戦の舞台となる英メディアも「日本のイノウエは、この大会に嵐を巻き起こした」と高く評価している。英地元紙「アイリッシュ・ニュース」が報じている。
バーネットードネア戦の開催地メディアも井上の存在感を評価
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会は3日にグラスゴーで行われるWBA同級スーパー王者ライアン・バーネット(英国)と5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)との一戦で4強が出揃う。決戦の舞台となる英メディアも「日本のイノウエは、この大会に嵐を巻き起こした」と高く評価している。英地元紙「アイリッシュ・ニュース」が報じている。
WBA正規王者の井上よりも上位のスーパー王者である、今大会第1シードのバーネットと“フィリピンの閃光”と呼ばれたドネア戦で盛り上がるグラスゴー。だが、バーネットの生まれ故郷、北アイルランドの地元メディアは今大会の主役を「The Monster」だと認めている。
「バーネットに続く第2シードの日本のナオヤ・イノウエは、すでに今大会で嵐を巻き越している。先月たった70秒で元世界王者のフアン・パヤノをノックアウトしたのだ」
WBSS初戦で、これまで一度もKO負けのないパヤノをたった一回のワンツーで沈めた井上の戦慄の70秒は、英国でもすでに語り草となっている様子だ。
順調に勝ち進めば、井上対バーネット戦は決勝で実現するが、スーパー王者のお膝元の敵地メディアも、モンスターの存在感には一目置かざるを得ないようだ。
(THE ANSWER編集部)