米メディアがフィンランド大会の女子シングルをプレビュー

　フィギュアスケート、グランプリ（GP）シリーズ第3戦のフィンランド大会が2日、ヘルシンキで開幕する。男子では五輪連覇の羽生結弦（ANA）が注目を集めているが、女子には平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ（ロシア）が参戦。日本からは坂本花織（シスメックス）が出場するなど見所の多い一戦を米メディアが特集。プレビューでは大本命ザギトワの対抗馬として坂本に期待をかけている。

　男女の五輪金メダリストが主要大会で競演するのは26年ぶり。実に豪華なメンバーが揃うこととなったヘルシンキだが、女子のプレビューを展開しているのは米国のジャッキー・ウォン記者のブログメディア「ロッカースケーティング」だった。

「2018グランプリ・ヘルシンキ大会プレビュー（女子）：ザギトワVSサカモト」とタイトルをつけられた記事では、大会の展望を行っている。

「今週のヘルシンキ大会の金メダル争いの構図は、私の目にははっきりしている。五輪女王としてGP初戦に臨むアリーナ・ザギトワにとって、最大のライバルとなるのは、スケート・アメリカで銀メダルをつかんだカオリ・サカモトだ」