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今永昇太の“日本人らしい行動”に米番組でも注目 本人が背景説明「日本で伝統がある」

米大リーグ・カブスの今永昇太投手が、米国で注目されている仕草について語った。1年目の今季9試合でMLBトップの防御率0.84をマークし、5勝負けなしを誇る左腕は、米スポーツ専門局の番組に出演。球審とのやりとりについて問われ、ジョーク交じりの質問にもきっちり答えた。

カブスの今永昇太【写真:ロイター】
カブスの今永昇太【写真:ロイター】

米ESPNの番組に出演

 米大リーグ・カブスの今永昇太投手が、米国で注目されている仕草について語った。1年目の今季9試合でMLBトップの防御率0.84をマークし、5勝負けなしを誇る左腕は、米スポーツ専門局の番組に出演。球審とのやりとりについて問われ、ジョーク交じりの質問にもきっちり答えた。


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 開幕から快投を続け、エース級の活躍でチームを引っ張っている今永。プレーだけでなく、その人柄にも注目が集まっている。中でも話題になっているのが、球審から新しいボールを受け取る際に、毎回帽子に手を当てて“お辞儀”をするように頭を下げる仕草だ。日本人選手には珍しくないが、米国では称賛されている。

 米スポーツ専門局「ESPN」の番組「パット・マカフィー・ショー」に出演。同番組公式YouTubeチャンネル内の動画で、司会のパット・マカフィー氏から球審とのやり取りについて「それは日本でやっていたのか、それが日本で普通なのか」と理由を問われた。興味津々の様子で、ジョーク交じりに「ただ単に審判が嫌いで話したくないからお辞儀しているのか」とも聞かれ、通訳された今永は笑っていた。

 仕草の理由については「日本では帽子をとって相手にお辞儀をするというのが一つの礼儀として伝統はあるということと、礼を学んで成長してきたので、プロ野球でもやっていた」と回答。最後の質問については「あと、審判の人は決して嫌いではないです」と笑顔で返すと、マカフィー氏は拍手を送った。

 さらに今永は「本当は帽子を取りたいんですけど、帽子を取っているとピッチクロックバイオレーションをとられるので」と事情も説明。これいはマカフィー氏も感心した様子だった。今永の行動はMLBの公式Xで取り上げられるほど。18日(日本時間19日)の登板後の投稿には「アメリカ人は日本人選手を見て敬意をたくさん学べるわ」「完全に一流だ」「この男を愛さない理由がない」などと米ファンから反響を集めていた。

(THE ANSWER編集部)


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