川内優輝激走の“水没マラソン” 異様さを海外続々報道「何と恐ろしいパラダイス」
公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)が出場したベネチア・マラソン。“水の都”でのレースはコースが浸水し、膝下まで水に浸かる過酷な状況の中で行われ、英紙はその中で走るランナーたちの様子を動画で公開。「初めて見た」「この状態でよく走れたね」などと海外ファンを仰天させていたが、海外メディアも続々と“水没マラソン”の異様な様子を伝えている。
水没状態で行われたベネチア・マラソンの様子を海外メディアが続々と報道
公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)が出場したベネチア・マラソン。“水の都”でのレースは、コースが浸水し、膝下まで水に浸かる過酷な状況の中で行われ、英紙はその中で走るランナーたちの様子を動画で公開。「初めて見た」「この状態でよく走れたね」などと海外のファンを仰天させていたが、海外メディアも続々と“水没マラソン”の異様な様子を伝えている。
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悪天候のため水位が通常より最大156センチ上昇、市内の約75%が浸水するという異常な状況下で、28日にイタリア・ベネチアで行われたマラソンはまさに過酷だった。マラソンコースが水没する自体の中で、ランナーたちは深い田んぼのような“水路”を、膝下まで水に浸かりながら前進していった。
英紙「ガーディアン」の公式インスタグラムが、異様なレースを動画で公開するとマラソンファンからは悲鳴が上がっていたが、欧米のメディアも続々と報じている。
開催地のイタリア紙「ベネチア・トゥデイ」は「ベネチア・マラソンの競技者たちが高い水の中でもがく」と報道。同じくイタリア紙「ガゼッティーノ」も「ピサニ荘の前で繰り広げられた何と恐ろしいパラダイス」と題して状況を伝えている。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版も「ベネチアの酷い天気。マラソンが高い水の中で行われる」と報じ、米ランニング専門誌「ランナーズワールド」も「エリートもアマチュアも足首深くまで水につかりながら困難を切り抜けベネチア・マラソンでゴールする」とタイトルをつけて記事を展開していた。
川内は2時間27分43秒で7位だったが、忘れられないレースの記憶として刻まれることだろう。
(THE ANSWER編集部)