井上尚弥のライバル名乗り!? 初戦に臨む元5階級王者自信「もちろん優勝できる」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。もう一方のブロックではWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)が初戦を突破。そして3日にはWBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)と元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)が対戦。4強が出そろう。
バーネットに挑むドネアを米メディアが特集
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。もう一方のブロックではWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)が初戦を突破。そして3日にはWBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)と元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)が対戦。4強が出そろう。
テテとの対戦に進むのはどちらの選手か。バーネットが有利と見られているが、35歳のドネアも全盛期の実力はパウンド・フォー・パウンドでもトップクラス。久しぶりのバンタム級に階級を落としてのWBSS参戦は、大会を大いに盛り上げている。米ボクシング専門メディア「イースト・サイド・ ボクシング」はマニー・パッキャオに次ぐフィリピンの英雄を特集。「ドネアは土曜日にライアン・バーネットを倒すことを知っている」と題して、記事を展開している。
「『私はボクシングで全てを達成してきた』とフィリピンの元5階級制覇王者は語った。ファイター・オブ・ザ・イヤー、年間ベストノックアウト、複数階級での世界王者、全てのベルトを持っていた、私は人々の記憶に残る大きな存在だ」
記事ではまずドネアの圧倒的な足跡を紹介。そして現在はラスベガスで、78歳の名トレーナー・ケニーアダムスの元でトレーニングを積んでいることを伝え、「彼は26人もの世界王者のコーチをしてきた経験の持ち主」とキャリアにスポットを当てている。さらにアダムズ氏は「彼が27人目になることを目指している、彼は既にチャンピオンであり彼のやってきたことに付け足すだけだ」とコメントしているという。
特集では、ドネア自身も同氏とのタッグ結成について、こうコメントしている。
「ケニーは私の学びたい気持ちを蘇らせてくれた、新しいことを学ぶのは素晴らしいことで彼は凄く良い仕事をしている、お互いリスペクトし合っている、だからこそ上手く行っていて新しいことを学ぶには制限などない」