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大谷翔平の打席でベッツが戦々恐々とする理由「もし当たれば退場だ」 LA紙が「自己防衛」伝える

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)の本拠地レッズ戦を終えて打率.350、13本塁打。両部門でトップを争う絶好のスタートを切った。その要因の一つが、大リーグでもトップクラスの打球速度。これに同僚のムーキー・ベッツ内野手が「もし私に当たったら……」と“恐怖”を口にしている。

ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】
ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】

地元紙が伝えたベッツの言葉…大谷の強烈すぎる打球速度への備え

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)の本拠地レッズ戦を終えて打率.350、13本塁打。両部門でトップを争う絶好のスタートを切った。その要因の一つが、大リーグでもトップクラスの打球速度。これに同僚のムーキー・ベッツ内野手が「もし私に当たったら……」と“恐怖”を口にしている。

 米カリフォルニア州の地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が「異常な生き物:ドジャースの最初のシーズンへ、ショウヘイ・オオタニのキャリア最高のスタートの内側」という分析記事で伝えている。

 記事によれば、今季の大谷は打球の実に62%以上が「ハードヒット」とされる時速95マイル(約152.9キロ)以上で、これは大リーグ最多なのだという。時速105マイル(約169キロ)を実に47回記録し、最速は4月27日(同28日)のブルージェイズ戦で放った時速119.2マイル(約191.8キロ)だった。

 この打球を何より恐れているのが、1番を打ち、大谷の打席で一塁に立つ機会が多いベッツなのだ。記事は「ベッツが一塁にいて、打席にオオタニが立つたび、この先頭打者は第2リードをわずかに変えることになる。二塁に向かって数回シャッフルした後、投球と同時に戻る」と、ベッツが大谷が引っ張る打球を避けようと動く様子を伝えている。さらに「それは強打者のチームメイトへの賞賛の表れでもあるが、塁上での自己防衛でもある」とも。

 記事によればベッツは「もし私に当たったら、退場だよ」と口にしている。続けて「私の体重は175ポンド(約79.3キロ)だ。時速120マイル(約193.1キロ)のラインドライブは受け止めきれないよ」とも。ベッツは大リーグでトップの出塁率.440を誇り、大谷の前に塁に出る機会も多い。そこでは常に恐怖と闘いながらのプレーを強いられているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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