錦織、ATPファイナル出場に前進 骨折デルポトロの欠場が正式決定で圏内浮上
男子テニスの世界ランク4位フアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が右膝蓋骨骨折のため、ATPファイナル(11月11日開幕・ロンドン)を欠場することが正式に決まった。アルゼンチン人記者が明かしている。これにより、現在年間ポイント9位の世界ランク11位錦織圭(日清食品)が圏内に浮上した。
アルゼンチン人記者がデルポトロの欠場決定をツイート
男子テニスの世界ランク4位フアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が右膝蓋骨骨折のため、ATPファイナル(11月11日開幕・ロンドン)を欠場することが正式に決まった。アルゼンチン人記者が明かしている。これにより、現在年間ポイント9位の世界ランク11位錦織圭(日清食品)が圏内に浮上した。
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デルポトロは今月11日の上海マスターズ3回戦、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)戦で右膝を故障。年間ポイント3位で獲得していたファイナル参戦は厳しい状況となっていたが、懸命のリハビリでぎりぎりまで出場の可能性を探っていた。
だがアルゼンチンのニュースサイト「LA NACION」のセバスティアン・トロク記者が30日、ツイッターを更新。「デル・ポトロは膝の骨折から回復している。しかし、リスクをとらず、ロンドンでのマスターズカップ(ATPファイナル)に出場しない」とツイート。正式に欠場することを明かしている。
錦織にとっては追い風だ。これにより年間ポイントの上位9位までに出場枠が拡大。現在錦織は9位で、出場圏内に入った。ただ予断は許さない。残る3枠を年間ポイント7位のマリン・チリッチ(クロアチア)、同8位のドミニク・ティエム(オーストリア)、同10位のジョン・イスナー(米国)と争う構図で、ファイナル前の最終戦、パリ・マスターズの結果次第ではイスナーに抜かれる可能性もある。パリ決戦は熱く盛り上がりそうだ。
(THE ANSWER編集部)