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井上尚弥は「思うほど無敵じゃない」 初戦惜敗マロニーが持論「敵が敬意払いすぎ」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。事実上の決勝といわれる激突に注目が集まっているが、初戦でロドリゲスに判定負けを喫したジェイソン・マロニー(オーストラリア)は今大会V予想で井上を挙げる一方で「誰もが思うほど無敵ではない」と持論を展開している。米ボクシング専門誌「リング」が報じている。

WBA王者・井上尚弥【写真:Getty Images】
WBA王者・井上尚弥【写真:Getty Images】

井上と次戦戦うロドリゲスに判定負けのマロニー、「V本命はイノウエ」も…

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。事実上の決勝といわれる激突に注目が集まっているが、初戦でロドリゲスに判定負けを喫したジェイソン・マロニー(オーストラリア)は今大会V予想で井上を挙げる一方で「誰もが思うほど無敵ではない」と持論を展開している。米ボクシング専門誌「リング」が報じている。


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 27歳の挑戦者はロドリゲスを追い詰めた。WBSS1回戦、マロニーは前半劣勢だったが、5回以降に挽回。強烈なボディショットを見舞うなど、見せ場を作った。しかし、フルラウンドの死闘の末に判定負けでIBFのベルトにはあと一歩手が届かなかった。

「判定勝利できずに本当にがっかりしている。世界王者になれず、ベルトも巻けなかった。でも、最高の経験だった。多くのことを学んだファイトだった」

 27日に米ニューヨークでダニエル・ジェイコブス(米国)とセルゲイ・デレビアンチェンコ(ウクライナ)のIBFミドル級タイトルマッチを観戦したマロニーはこう語ったという。ロドリゲス戦後に敗れて英気を養っているが、4強進出を果たした猛者に不測の事態が起こった際に備え、補欠登録されていることも明かしている。

 WBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)と元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)の対決で4強が出揃うWBSSバンタム級。記事では、 優勝候補について質問されたマロニーはこう語っている。

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