21歳トゥクタミシェワ復活V 次戦NHK杯出場を待望「日本に行けるのがとても嬉しい」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは27日、女子フリーでエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が129.10点をマークし、合計203.32点で優勝。21歳にして復活を印象付ける戴冠を飾り、次戦のGPシリーズ第4戦のNHK杯へ向け「日本に行けるのがとても嬉しい」と待ちわびている。
GP第2戦で優勝、次戦の第4戦NHK杯へ意欲「日本でより良い滑りを見せたいです」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは27日、女子フリーでエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が129.10点をマークし、合計203.32点で優勝。21歳にして復活を印象付ける戴冠を飾り、次戦のGPシリーズ第4戦のNHK杯へ向け「日本に行けるのがとても嬉しい」と待ちわびている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
かつての天才少女は21歳となり、妖艶に復活の舞いを演じた。トゥクタミシェワは冒頭の3回転アクセルこそ転倒したものの、それ以外は持ち前の表現力を発揮し、質の高い演技を披露。0.26点と僅差ながら日本の15歳新星・山下真瑚(中京大中京高)を抑え、優勝を飾った。15年の世界選手権女王にとって、歓喜の瞬間となった。
国際スケート連盟(ISU)公式サイトによると、トゥクタミシェワは「今日はうまく滑れませんでした。トリプルアクセルで転倒してしまって、正直言うとナーバスになっていました。優勝したのはうれしいけど、もっと練習する必要があります」と語り、喜びながら自身の課題をしっかりと見つめていた。
勢いに乗って挑む次戦は第4戦のNHK杯を予定。試合後には「次の試合は日本のNHK杯で、日本に行けるのがとても嬉しい。トリプルアクセルを改善したいです。そして、日本でより良い滑りを見せたいです」と語ったといい、GPファイナル進出をかけて日本の地で演技できることを楽しみにしていた。