井上尚弥はスペインでも話題 ご意見番も言及「WBSSにはナオヤというスターがいる」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦することが決まったWBA王者・井上尚弥(大橋)。世界120か国で放送されている最強王者決定戦は世界中で話題を呼んでいるが、スペインでも大手衛星放送「ユーロスポーツ」で生中継され、盛り上がりを見せている。
スペインボクシング界のご意見番が井上に言及
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦することが決まったWBA王者・井上尚弥(大橋)。世界120か国で放送されている最強王者決定戦は世界中で話題を呼んでいるが、スペインでも大手衛星放送「ユーロスポーツ」で生中継され、盛り上がりを見せている。
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スペインボクシング界のご意見番で、同局の解説者を務めるホルヘ・レラ氏がスペイン地元紙「ラ・ラゾン」に登場。WBSS第2回大会の意義深さについて言及している。
「この大会は通常なら供出できない数々の試合を保証します。例えば、若き無敗の選手同士が戦う事など、とても起こり得ない。誰もがリスクを犯したくない。あるいは統一戦を目指す道もある。昨年オレクサンドル・ウシクがホリフィールド以来となるクルーザー級史上最高のファイターになりました。今年バンタム級では1団体(王者不在のWBC)が欠けていますが、ほとんどのチャンピオンが揃っています。トップ10人のうち8人がいるのです」
準決勝では井上とロドリゲスという若き無敗王者同士の潰し合いが実現するが、通常のマッチメークでは起こり得ないという。そして、至高のバトルを演出するWBSSの演出もまた見事だという。
「ステージも最高の演出が施されています。照明、演出も壮大なもので素晴らしい。そして、誰もが見たい最強同士の戦いです。南アフリカのゾラニ・テテはWBO世界王者ですが、彼も統一戦を望んで来た。この大会ではどんな王者とも対戦できる。それが彼が求めて来たものでもあるのです」