宇野昌磨が引退

　フィギュアスケートの宇野昌磨（トヨタ自動車）が9日、自身のインスタグラムで「この度、現役選手を引退する決断を致しました」と報告した。男子シングルで五輪2大会連続のメダルを獲得するなど、長らく日本フィギュア界を引っ張ってきた一人。師事していたステファン・ランビエールコーチからも、労いのメッセージが送られた。

　宇野は自身のインスタグラムで「この度、現役選手を引退する決断を致しました。今日まで競技者としての僕を応援してくださった皆様、支えてくださった皆様　本当にありがとうございました。5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております」と記した。

　国内外から労いと引退を惜しむ声が上がる中、信頼関係で結ばれたランビエール氏からもインスタグラムで労いの言葉が送られた。

「親愛なるショウマへ。引退おめでとう。そして21年築いた偉大な競技人生を祝福します！」と始め、「あなたをサポートする機会に恵まれたこと、技術、集中力、ハードワーク、両者のメンタリティ、情熱、決意、競技への愛、そしてその他の驚くべきクオリティを目の当たりにできたことが嬉しくてたまりません」と感謝も記した。

　コーチとして見てきた宇野の姿には影響を与えられたようで「君は僕をものすごく感化してくれました。傍であなたから学べた全てに深く感謝していますよ！」とも記されている。「次のステップも、自信と誇りと、いつも私が応援していることを胸に楽しんでください！　また会いましょう。ステファン」と締めくくられた。

　宇野は14日、記者会見で今後の活動などについても語るとしている。