プロテスト1位合格者も「裏方」に徹した2日間 朝4時起き、清本美波に残る“別物”の疲労と闘志
午前4時起きの2日間で得た経験「大きいです」
5度目の受験でプロテストに合格した政田夢乃、出産後に合格した神谷和奏も同じ思いだった。
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政田「ボランティアのみなさんのありがたさがよく分かりました。これからも必ず、挨拶します」
神谷「(岩井)千怜さんが、キャディーさんと相談して、あえてピンを狙わないことを決めたところが印象的でした。参考になりました」
同期合格者でも石田可南子のように今大会の出場者がいたため、ルーキーキャンプの参加者は18人。全員が午前4時に起床し、同6時前にはコース入りした。神谷は実感を込めて言った。
「正直、すごく長く感じて試合とは違う疲れがあります。でも、この経験は大きいです」
ルーキーキャンプを経験した後、メジャー大会を制したプロも少なくない。感謝、学び、出場できなかった悔しさを感じた18人が、この2日間をこれからの糧にしていく。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)