井上尚弥―ルイス・ネリ戦の勝敗予想 オッズは?
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦を行う。勝敗予想、オッズを紹介。
井上尚弥―ルイス・ネリ戦のオッズ
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は5月6日、東京ドームで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦を行う。米スポーツメディアは「ネリはイノウエにとってスーパーバンタム級で最も危険な挑戦者」と警戒。オッズと勝敗予想を紹介している。
米スポーツメディア「スポルティング・ニュース」は「イノウエ―ネリ戦の勝敗予想、オッズ」との見出しで記事を掲載。米ブックメーカー「ベットMGM」のオッズとして、井上勝利は1.1倍、ネリ勝利は7倍と伝えた。米国でも井上勝利が鉄板予想となっているようだ。
井上尚弥―ルイス・ネリ戦の勝敗予想
記事では、同メディアのトム・グレイ記者が試合展開を予想。「2人とも火力が強い。長期戦にはならないだろう」と分析した。戦績は31歳の井上が26勝(23KO)、29歳のネリが35勝(27KO)1敗。どちらも高いKO率を持つ。しかし、グレイ記者は「ネリはイノウエのようなワンパンチで倒せるパワーはない」と断言。それでも「コンビネーションで深刻なダメージを与えられる」と注目した。
ネリは2021年、同階級でブランドン・フィゲロア(米国)にKOでプロキャリア初敗戦を喫している。グレイ記者は「フィゲロアはイノウエよりも体がデカい。しかし、イノウエのような強烈なパンチパワーは持っていない」と説明。「ネリにとって、それは吉兆ではない。試合の中盤まで持てばラッキーだろう」とし、井上の6回TKO勝ちを予想していた。
○…Amazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第8弾として独占生配信される。井上―ネリ戦のほか、元K-1王者・武居由樹(大橋)がWBO世界バンタム級王者ジェイソン・マロニー(豪州)に世界初挑戦。井上の弟のWBA世界同級王者・拓真(大橋)が同級1位・石田匠(井岡)と2度目の防衛戦を行う。WBA世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は同級3位・桑原拓(大橋)と初防衛戦。同じ興行で世界戦4試合は国内史上最多となる。
(THE ANSWER編集部)