「不思議な」90H連続ノーボギーで2打差2位 “違い”を見せた尾関彩美悠の2週間ぶりV争い
女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディース最終日は28日、千葉・浜野GC(6669ヤード、パー72)で行われた。首位で出たツアー通算1勝の20歳・尾関彩美悠(あみゆ・JFEスチール)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算17アンダーの2位。今季2度目の最終日最終組だが、6ボギーで乱れた前回とは異なり、最後までくらいつくガッツを見せた。25歳の天本ハルカが19アンダーでツアー初優勝。
パナソニックオープンレディース最終日
女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディース最終日は28日、千葉・浜野GC(6669ヤード、パー72)で行われた。首位で出たツアー通算1勝の20歳・尾関彩美悠(あみゆ・JFEスチール)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算17アンダーの2位。今季2度目の最終日最終組だが、6ボギーで乱れた前回とは異なり、最後までくらいつくガッツを見せた。25歳の天本ハルカが19アンダーでツアー初優勝。
決して諦めなかった。尾関は7番までパープレー。8番で1つ目のバーディーを奪った。9番パー5の第3打は、グリーン左手前からのバンカーショットを1メートル半につけて連続バーディー。「あれは良いバンカーショットだった」と振り返った。
後半に望みを繋ぐと、15、16番もバーディー。単独首位の天本に1打差に迫った。一時は5連続バーディーで4打差に離されていたが、「そういうことは考えずにプレーしていました」と自分の一打に集中。だが、チャンスだった17番でバーディーを奪えず。スコア提出後は、正直に「悔しいです」と吐露した。
最終日最終組は今季2度目。2位で出た2週前のKKT杯バンテリンレディスでは、6ボギーを叩いた。18位の大崩れ。しかし、今大会は最後まで安定する“違い”を見せた。3日間でボギーはなく、1位で出場権を獲得した全米女子オープン予選会を含めると、90ホール連続ボギーなし。「それはちょっと不思議な感じです」と頭をかいた。
2021年度の最終プロテストにトップ合格し、ルーキーイヤーの22年9月にツアー初優勝。今季は9戦3度のトップ10入りでメルセデス・ランクは16位につける。次戦は今季国内メジャー第1戦・ワールドレディスサロンパス杯。「好きなコースで優勝したい大会の一つです。また優勝争いしたいです」と思いを込めた。リベンジを期し、さっそく29日から会場の茨城GC東Cに入る。
(THE ANSWER編集部)