女子ゴルフ史上初の快挙を逃しても堂々 竹田麗央が圧巻65の5位「やり切った。悔いなくできた」
女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディース最終日は28日、千葉・浜野GC(6669ヤード、パー72)で行われた。首位と4打差の14位で出た21歳・竹田麗央(りお・ヤマエグループHD)は1イーグル、6バーディー、1ボギーの65で回り、通算16アンダーの5位。ツアー史上初の初優勝からの3週連続優勝は逃したが、前日に掲げた「7アンダー」の目標は達成し、「やり切りました」と納得の表情を見せた。25歳の天本ハルカが19アンダーでツアー初優勝。
パナソニックオープンレディース最終日
女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディース最終日は28日、千葉・浜野GC(6669ヤード、パー72)で行われた。首位と4打差の14位で出た21歳・竹田麗央(りお・ヤマエグループHD)は1イーグル、6バーディー、1ボギーの65で回り、通算16アンダーの5位。ツアー史上初の初優勝からの3週連続優勝は逃したが、前日に掲げた「7アンダー」の目標は達成し、「やり切りました」と納得の表情を見せた。25歳の天本ハルカが19アンダーでツアー初優勝。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
快挙を予感させるゴルフだった。4打差を追った1番パー4。竹田はいきなり6メートルのバーディーパットを沈めた。2番は3メートルを沈めて連続バーディー。5番でさらにスコアを伸ばすと、首位を走る天本に1打差に迫った。
ギャラリーの期待が高まる中、14番で痛恨の3パットでボギー。だが、15番パー5で50ヤードの第3打をカップインさせる起死回生のイーグルを奪った。普段はクールにプレーするタイプだが、この時ばかりは笑顔が弾けた。17番パー5でも1つ伸ばし、前日に掲げた「7アンダー」の目標を達成。天本には2打届かなかったが、大いに会場を沸かせた。
「(25位の)初日はもったいなかったですが、2日目、3日目はやり切りました。(優勝は)前半で2打差にいればチャンスはあると思ったんですけど、トップの人も伸びていて、途中ボギーも打ってしまったので、難しいかなという感じです。3週連続目指していたので、届かなかったんですけど、3日間悔いなくプレーできたので、そこは良かったと思います」
この日、56回目の誕生日だった元プロゴルファーの母・哲子さんを快挙で祝うことはできなかったが、今大会を終えてメルセデス・ランク(846.16ポイント)、賞金ランク(5572万円)、平均ストローク(69.3267)とも1位。「今年初のメジャーなので、メジャー優勝してみたい気持ちもあるので頑張りたいです」。成長著しい21歳は、この勢いで次週の国内メジャー・ワールドレディスサロンパス杯に向かう。
(THE ANSWER編集部)