大谷翔平に「今夜3HR」の仰天指令 ジョーク飛ばす指揮官、樹立目前の“偉大な記録”とは
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発する。首都・ワシントンD.C.のナショナルズ・パークでプレーするのは初めて。デーブ・ロバーツ監督は試合前の会見で「彼がバットを振ればいつでも試合を変えられる」と期待していた。
ナショナルズ戦に「2番・DH」で出場
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発する。首都・ワシントンD.C.のナショナルズ・パークでプレーするのは初めて。デーブ・ロバーツ監督は試合前の会見で「彼がバットを振ればいつでも試合を変えられる」と期待していた。
21日(同22日)の本拠地メッツ戦で今季5号2ランを放った大谷。得点圏打率は.136とチャンスで苦戦しているが、ロバーツ監督は「だいたい1週間前」にストライクゾーンについて話したという。「得点圏で相手投手が彼に対して投げる球を見ていて、彼が必要以上に(ゾーンを)広げていた」。指揮官の気付きがきっかけだった。
得点圏こそ課題だが、ここまで7試合連続安打を記録。打率.368、35安打はメジャーNo.1だ。ロバーツ監督は「(相手にとって)危険な選手だ。彼がバットを振ればいつでも試合を変えられる。そして、今はさらにストライクゾーンでも我慢強い。それが、もっと恐ろしい選手にするね」とここからさらに調子が上がることに期待した。
大谷は今季ドジャースに移籍。開幕から1か月が経過したが、ロバーツ監督は「みんなと素晴らしい関係を築いていると思う。特定の選手、ということはないかもしれない。もちろん打撃コーチとはとても特別な信頼関係だよね」とコミュニケーション能力を称賛した。
ここまで5本塁打で、沖縄生まれのロバーツ監督が持つ、日本出身選手の球団最多本塁打記録(7本)更新まであと3本。ある種“偉大な記録”を持っている指揮官は「今夜破ってくれると良いね」と冗談めかして満面の笑みを浮かべていた。
(THE ANSWER編集部)