井上尚弥は「間違いなく有利」 WBSS代表が辛勝ロドリゲス戦に見る“優位性”とは
「イノウエにとって間違いなく有利な部分がある。それは…」
一つ言えることはイノウエにとって間違いなく有利な部分がある。それはマロニーが互角の戦いで残してくれた証拠品の数々だ。イノウエは実際にオーランドのリングサイド席で観戦しましたが、ロドリゲスに関しては12ラウンド分も研究材料があります。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
一方、ロドリゲスにはパヤノ戦の研究材料は70秒分。たった1度のワンツーです。イノウエはバンタム級に転向してから2試合目でしたが、合計182秒で2人のチャンピオンを倒しているのです。
ロドリゲスには2試合合わせてもたった3分しか研究材料がありません。来年春にアメリカで行われる準決勝。自ずと対戦相手の分析、準備という部分で差が出てしまうことでしょう。
惑星最高のパンチャーであることを見せつけたモンスターですが、事前の情報収集という点において、一つの優位性を手にしたことになります。
(後編へ続く)
(THE ANSWER編集部)