[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

バスケ新アリーナ「横浜BUNTAI」開業 bjリーグ時代を知る両HCが感慨「ここに戻ってこられた」

バスケットボールB1リーグの横浜ビー・コルセアーズは、ホームタウン・横浜市内に完成した新たなアリーナ「横浜BUNTAI」で4月10日にオープニングゲームを戦った。対戦相手となったのは、かつてbjリーグ時代に横浜BCの指揮官だった勝久マイケルが率いる信州ブレイブウォリアーズ。試合は84-66で信州が勝利し、リーグ戦での連敗を「18」でストップさせた一方、かつてこの地にあった旧・横浜文化体育館(通称「文体」)での戦いを知る両チームの指揮官にとっても、新たな船出となる一戦だった。

こけら落としとなった新アリーナ「横浜BUNTAI」。横浜BCの新たな本拠地として使用される【写真:B.LEAGUE】
こけら落としとなった新アリーナ「横浜BUNTAI」。横浜BCの新たな本拠地として使用される【写真:B.LEAGUE】

旧・横浜文化体育館を知る2人が「横浜BUNTAI」のオープニングゲームで対峙

 バスケットボールB1リーグの横浜ビー・コルセアーズは、ホームタウン・横浜市内に完成した新たなアリーナ「横浜BUNTAI」で4月10日にオープニングゲームを戦った。対戦相手となったのは、かつてbjリーグ時代に横浜BCの指揮官だった勝久マイケルが率いる信州ブレイブウォリアーズ。試合は84-66で信州が勝利し、リーグ戦での連敗を「18」でストップさせた一方、かつてこの地にあった旧・横浜文化体育館(通称「文体」)での戦いを知る両チームの指揮官にとっても、新たな船出となる一戦だった。


【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 横浜BCは、チームとして最初の公式戦となったbjリーグの2011-12シーズン開幕戦、2016年に開幕したBリーグでの最初の公式戦を、それぞれ旧・横浜文化体育館で迎えている。現在の横浜BCを率いる青木勇人ヘッドコーチ(HC)は、11年当時はまだ選手、16年のBリーグ開幕時には横浜BCのHCという立場で試合を迎えている。

「横浜BUNTAI」のこけら落としとなった10日の試合後、青木HCは当時と現在を照らし合わせてこう語る。

「神奈川の藤沢で生まれて、ずっと横浜文化体育館でのバスケットを見て育ってきましたし、素晴らしい環境ができたと感じています。ここは2011年にビー・コルセアーズが初めてbjリーグを戦った場所でもあり、2016年にはB1を初めて戦った場所です。そして、BUNTAIのオープンに合わせてビー・コルセアーズがここに戻ってこられたことは感慨深いものがあります。30代後半に差しかかり、選手生活の最後を地元で過ごせれば最高だと思い、なんとか横浜へと入団して『神奈川のプロチーム』として立ち上がったチームの開幕戦で、横浜文化体育館でプレーできて『本当にバスケットを続けられて良かった』と思えました」

 出来立てのチームだった横浜BCへの移籍を選んだ青木は、2013年のbjリーグ制覇を見届けて引退すると、そのまま指導者に転身し、横浜BCのアシスタントコーチ(AC)、HCを務め、2016年のBリーグ開幕時には指揮官として文体のコートに立った。そのシーズンの途中で、青木はHCを退任するなど、本人曰く「いろいろあった」とするが、「コーチとしてこのコートに戻ってこられて良かった」とも口にする。かつての「文体」の記憶は、いまだに鮮明なようで、青木はさらにこう続ける。

「横浜文化体育館の頃も、スタンドがコートの3方を囲むような状況で、BUNTAIも3方を囲むように作られていてコートや選手がステージのように見える感覚がありました。(これまでの本拠地である)横浜国際プールでできなかったような暗転などの演出もあり、新しい一面を見られたと思っていますし、素晴らしいステージの上で選手たちが戦っていると感じられました。もっともっと選手たちには輝いてもらいたいと思います」

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集