大谷翔平の986億円“後払い”は「大掛かりな隠し玉だ」 問題視する米議員が法案提出と米報道
議員の主張「これは連邦税法が意図したものではない。大掛かりな隠し玉だ」
同メディアは大谷の契約が球団に補強の柔軟性をもたらすものであるとしながら、大谷がカリフォルニア州から離れることで後払い分の州税を逃れることも可能であると指摘。「野球界以外の高所得者にとって、この契約は、最高税率が13.3%と国内最高の州における先例となる可能性がある」と、同州側の立場では税収面で大きな問題をもたらす事もありうるとした。
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ベッカー議員は同メディアの電話インタビューに対し「最終的に、これは公平性についてだ。これは稼いだ所得である。退職所得ではない。ここ(カリフォルニア州)で稼いだ所得であり、ここで課税されるべきだ。これは連邦税法が意図したものではない。大掛かりな隠し玉だ」と主張。「我々は9000万ドル以上が州のプログラムに使用できる可能性について話しているのだ。この金額はここで稼がれたもの。ここで課税されるべきだ」と、カリフォルニア州に収められるべきであると強調した。
シリコンバレーなどの高所得者が、大谷の契約形態を真似る可能性について問われると「それが私の懸念だ。アスリートにとっては間違いなく先例となるだろうが、会社幹部が彼らの報酬を構成する際にも使われるかもしれない」とコメント。スポーツ界以外にも大谷の契約が広がることを懸念していた。
(THE ANSWER編集部)