名門エール大チェンが40点差V “文武両道”貫徹に意欲「完璧を目指して努力する」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカは20日(日本時間21日)、男子フリーでショートプログラム(SP)首位のネイサン・チェン(米国)が189.99点をマークし、合計280.57点で優勝。今季から名門エール大に進学した文武両道の世界王者は「完璧を目指して努力する」と語っている。米記者が伝えている。
今季からエール大進学のチェンがGP第1戦スケートアメリカ圧勝
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカは20日(日本時間21日)、男子フリーでショートプログラム(SP)首位のネイサン・チェン(米国)が189.99点をマークし、合計280.57点で優勝。今季から名門エール大に進学した文武両道の世界王者は「完璧を目指して努力する」と語っている。米記者が伝えている。
文武両道を貫く19歳が、貫禄の演技でGPシリーズをV発進だ。髪形を後ろに流し、“オールバック風ヘア”で凛々しく決めたチェン。得意のジャンプが安定しており、大きなミスなく演じ切ると、地元の会場から大きな拍手が降り注いだ。2位のミハル・ブレジナ(チェコ)に40点以上の差をつける圧勝。昨季の世界選手権王者が堂々の存在感を発揮した。
今季から名門エール大に進学。スケートとの二足の草鞋を履いているが、米国のジャッキー・ウォン記者は試合後に「もちろん完璧を目指して努力したいと思うけど、それは結局、自分にはできることだ。スケートと学校を両立させるには――両方やらなきゃいけないということは、時には両方とも完璧といかないこともあるだろう」とチェンが語ったとツイートしている。
環境も変わり、心機一転で挑んだシーズンを好発進したチェン。さらなる躍進の予感が漂っている。
(THE ANSWER編集部)