日体大柏が5年ぶりV 「持っている」兄弟は弟も全国へ「兄の代を超えて8強が目標」
主将の澤田「精神的な甘さをなくすように声を出し合ってきた」
日体大柏は、5月の関東大会予選で千葉県を制覇。しかし、有力校として臨んだインターハイは、全国に届かなかった。右足甲を疲労骨折し、準決勝の3日前に復帰したばかりという主将の澤田は「精神的な甘さをなくすように声を出し合ってきた」と振り返る。悔しさを晴らすために頑張ってきた。例年、夏を過ぎると受験に専念するメンバーも出てくるのが常だが、野澤ヘッドコーチは「3年生が、このままでは終われませんと言って来て、全員が残った。嬉しかった。これで負けたらオレは何と言えばいいのかと不安にもなったけど、本当に良かった」と執念を実らせた選手を称えた。
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全国大会は、12月23日開幕(29日決勝)。例年使用していた東京体育館が2020年東京五輪に向けた改築中のため、東京・調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)